F1ドライバーのランド・ノリスが、モナコの街中でポルシェ「911 GT3 RS」をドライブする姿が目撃されました。
2025年のF1ワールドチャンピオンに輝いたノリスがステアリングを握っていたのは、鮮やかなグリーンのボディにゴールドのホイールを組み合わせた911 GT3 RS。
巨大なリアウイングを備えたGT3 RSだけでも十分な存在感がありますが、モナコの街並みを走るその姿は、ひときわ強烈なインパクトを放っています。
モナコに現れたランド・ノリスの911 GT3 RS
海外メディア「The Supercar Blog」が公開した情報によると、ランド・ノリスはモナコ市街をグリーンのポルシェ911 GT3 RSで走行しているところを撮影されました。
公開された映像では、ノリスがGT3 RSをゆっくりと走らせた後、フラット6エンジンを軽く吹かし、そのまま加速していく様子も確認できます。
さらに目を引くのが「NO44」というナンバープレートです。
グリーンのボディカラー、ゴールドのホイール、巨大なリアウイングという組み合わせも含め、非常に個性的な仕様となっています。
公道を走れるレーシングカー「911 GT3 RS」
911 GT3 RSは、911シリーズの中でもサーキット走行を強く意識して開発されたハイパフォーマンスモデルです。
搭載されるのは4.0リッター水平対向6気筒自然吸気エンジンで、最高出力525PS、最大トルク465Nmを発生します。
最高出力は8,500rpmで発生し、最高回転数は9,000rpm。ターボ化が進む現代のハイパフォーマンスカーにおいて、高回転型の自然吸気フラット6を搭載していることもGT3 RSの大きな魅力です。
トランスミッションには7速PDKを組み合わせ、0-100km/h加速はわずか3.2秒。最高速度は296km/hに達します。
一方でGT3 RSが特徴的なのは、単純な最高速よりもサーキットでの速さを追求している点です。
巨大なリアウイングをはじめとした徹底的な空力設計に加え、走行状況に応じて空力特性を変化させる「Porsche Active Aerodynamics(PAA)」を採用。ストレートでは空気抵抗を低減するDRSも備えています。
まさに「公道を走ることのできるレーシングカー」と呼びたくなる911です。
日本価格は3,378万円から
ポルシェジャパンによる現在の911 GT3 RSの車両本体価格は、3,378万円からとなっています。
もちろん、ポルシェには豊富なオプションやカスタマイズメニューが用意されているため、実際の車両価格は仕様によって大きく変わります。
今回ノリスがドライブしていた個体についても、グリーンのボディとゴールドホイールという組み合わせから、強いこだわりを感じさせる一台です。
F1王者が選ぶGT3 RSという面白さ
ランド・ノリスは2025年シーズンに自身初となるF1ワールドチャンピオンを獲得しました。
普段は世界最高峰のレーシングマシンを操っているドライバーだけに、そのノリスがプライベートでGT3 RSをドライブしているという点も興味深いところです。
GT3 RSは快適性や豪華さだけを追求した高級スポーツカーではありません。
強烈なダウンフォース、高回転型自然吸気エンジン、軽量化、サーキットを前提としたシャシーなど、「走ること」そのものを中心に設計されたモデルです。
F1ドライバーが数あるスーパーカーの中からGT3 RSのステアリングを握っている光景は、このクルマのキャラクターを象徴しているようにも感じられます。
イタリアGPを前にモナコで束の間の時間
ノリスがGT3 RSをドライブする姿が確認されたのは、F1イタリアGPを目前に控えたタイミングでした。
舞台となるモンツァは、F1カレンダーの中でも特に高速域での戦いが繰り広げられる伝統のサーキットです。
モナコでGT3 RSを楽しんだ後、今度はF1マシンに乗り換えてモンツァへ。
世界最高峰のレーシングドライバーがプライベートで選ぶクルマという視点から見ても、今回目撃された911 GT3 RSは非常に興味深い一台と言えるでしょう。
参考・出典: The Supercar Blog / Porsche / Formula 1




