アストンマーティン「ヴァルハラ スパイダー」登場か、1000馬力超PHEVにオープンモデルの噂

アストンマーティンの新世代ミッドシップスーパーカー「Valhalla(ヴァルハラ)」に、早くもオープントップ仕様が加わる可能性が浮上しました。

海外メディアの報道によると、新型「Valhalla Spider(ヴァルハラ スパイダー)」は早ければ2026年11月にも発表される可能性があり、通常のコンバーチブルではなく、ルーフパネルを取り外すタルガトップ方式が採用される可能性もあるといいます。

メルセデスAMG由来の4.0リッターV8ツインターボと3基の電気モーターを組み合わせた強力なPHEVシステムはそのまま受け継がれるとみられ、フェラーリのPHEVスパイダーと真正面から競う存在になりそうです。

目次

ヴァルハラに「スパイダー」が登場か

ヴァルハラは、アストンマーティンにとって初となるミッドシップPHEVスーパーカーです。

クーペは世界限定999台という希少なモデルですが、The Supercar Blogが業界筋から得た情報によると、アストンマーティンはさらに生産台数を絞ったオープントップ仕様を準備しており、早ければ2026年11月にも公開される可能性があるとされています。

現時点でアストンマーティンからヴァルハラ スパイダーについての正式発表はなく、車名や発表時期を含めて確定情報ではありません。

それでも、すでにヴァルキリーには「Valkyrie Spider」が存在することを考えると、ヴァルハラに同様の展開が行われても不思議ではありません。

コンバーチブルではなく「タルガトップ」の可能性

注目したいのがルーフの構造です。

報道では一般的な電動格納式ルーフではなく、取り外し可能なルーフパネルを備える「タルガトップ」が採用される可能性があるとされています。

ヴァルハラはルーフ部分にエアスクープを備えており、ここからエンジンや冷却システムへ空気を導入しています。そのため完全なソフトトップやリトラクタブルハードトップより、後方のルーフ構造を残せるタルガ方式はヴァルハラとの相性が良いと考えられます。

さらに複雑な開閉機構を必要としないため、オープン化に伴う重量増加を抑えやすい点も大きなメリットです。

4.0リッターV8+3モーターのPHEVを継承か

パワートレインについては、クーペと基本的に同じシステムが採用されるとみられています。

ヴァルハラにはメルセデスAMG由来の4.0リッターV8ツインターボエンジンが搭載され、これに3基の電気モーターを組み合わせています。

アストンマーティン公式スペックではシステム最高出力は1,079PSに達し、0-100km/h加速は2.5秒、最高速度は350km/hという圧倒的な性能を実現しています。

項目Aston Martin Valhalla
エンジン4.0L V8ツインターボ
電動モーター3基
システムプラグインハイブリッド(PHEV)
システム最高出力1,079PS
トランスミッション8速DCT
駆動方式AWD
0-100km/h加速2.5秒
最高速度350km/h
バッテリー6.1kWh
クーペ乾燥重量約1,655kg
クーペ生産台数世界限定999台

スパイダーでもこのパワートレインが維持されれば、オープンエアで1,000馬力を大きく超えるパフォーマンスを味わえることになります。

カーボン構造で重量増加を最小限に

オープンモデルで避けにくいのが重量増加です。

固定式ルーフを取り除く場合、ボディ剛性を確保するために補強が必要となり、その分だけ車重が増える傾向があります。

しかしヴァルハラはカーボンファイバー製モノコックを基本構造としており、クーペの乾燥重量は約1,655kgに抑えられています。

報道ではスパイダーについてもカーボンファイバー構造を活用することで重量増加を最小限に抑えるとみられており、もしシンプルな脱着式タルガトップが採用されれば、クーペに近い運動性能を維持できる可能性があります。

フェラーリのPHEVスパイダーと競合へ

ヴァルハラ スパイダーが実現すれば、最大のライバルとなりそうなのがフェラーリのPHEVオープンモデルです。

1,000馬力級のPHEVシステム、ミッドシップレイアウト、そしてオープントップという組み合わせは、現在のスーパーカー市場でも極めて特別な領域です。

一方、ランボルギーニ「Revuelto(レヴエルト)」もV12+3モーターのPHEVシステムを採用していますが、現時点ではオープントップ仕様はラインアップされていません。

ヴァルハラ スパイダーが先に市場へ投入されれば、アストンマーティンにとってライバルとの差別化につながる可能性があります。

クーペよりさらに希少なモデルになる可能性

ヴァルハラ クーペは世界限定999台ですが、スパイダーはそれをさらに下回る生産台数になる可能性が報じられています。

具体的な台数や価格は明らかになっていないものの、オープンモデルは一般的にクーペより高価格となるため、ヴァルハラ スパイダーも非常に高額なモデルになることは想像に難くありません。

また、アストンマーティンにはわずか85台に限定されたヴァルキリー スパイダーがありますが、ヴァルハラ スパイダーが登場すれば、ヴァルキリーほど極端ではないオープントップ・ミッドシップスーパーカーという新たな選択肢が生まれます。

まとめ

ヴァルハラは、アストンマーティンがF1由来の技術とPHEVを組み合わせて生み出した新世代スーパーカーです。

そこへタルガトップ仕様のスパイダーが加われば、1,079PSという圧倒的なパフォーマンスだけでなく、V8ツインターボのサウンドをより直接楽しめるモデルとして、クーペとは異なる魅力を持つことになります。

現段階ではあくまで業界筋からの情報であり、アストンマーティンによる正式発表ではありませんが、報道通りであれば発表時期は早くも2026年11月とされています。

フェラーリをはじめとするPHEVスーパーカーの競争が激しさを増すなか、アストンマーティンがヴァルハラをどのように展開していくのか、今後の正式発表に注目です。

参考・出典Autoblog / The Supercar Blog / Aston Martin

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この記事を書いた人

メルセデス・ベンツ正規ディーラーを中心に、自動車業界で10年以上の経験を持つ筆者。販売現場で培った経験をもとに、高級車・新型車を中心とした自動車情報を独自の視点で発信しています。

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