光岡「LA1」登場へ|マツダ ロードスターが1950年代コルベット風に変身

光岡自動車が、新型車「LA1」のティザーサイトを公開しました。

まだ正式発表前のモデルですが、その姿は1950年代のアメリカンスポーツカーを思わせる強烈なデザイン。特に初代シボレー・コルベット(C1)を彷彿とさせるスタイリングが大きな注目を集めています。

さらに興味深いのが、その中身です。

海外メディアMotor1によれば、ベースになっているのは現行ND型マツダ MX-5 Miata、日本でいう「マツダ ロードスター」とみられています。

クラシックなアメリカンスポーツカーの雰囲気と、日本を代表するライトウェイトスポーツカー。

光岡らしい、非常にユニークな組み合わせが誕生しようとしています。

目次

まるで1950年代のコルベット

公開されたLA1の姿で最も目を引くのは、やはりフロントデザインでしょう。

丸みを帯びたノーズ、大きく開いたグリル、4灯式の丸型ヘッドライト、そして大きく盛り上がったフェンダー。

現代のクルマではほとんど見られなくなった造形が随所に採用されており、1950年代後半の初代シボレー・コルベットを強く連想させます。

さらにボディサイドにはコントラストの効いたアクセントが入り、リアにも縦型のテールランプを採用。

単純にロードスターへクラシック風のパーツを取り付けただけではなく、ボディ全体の印象を大きく変えていることが分かります。

一方で、フロントウインドウやドア、キャビン周辺などにはND型ロードスターを思わせる部分も残されています。

ベースはマツダ ロードスターか

現時点で光岡自動車は、LA1のベース車両や詳細なスペックを正式には公表していません。

しかしMotor1をはじめとする海外メディアは、ND型マツダ MX-5 Miataをベースとしていると報じています。

もしロードスターの基本構造を継承するのであれば、FRレイアウトとコンパクトな2シーターオープンボディという組み合わせになります。

ただし、エンジンやトランスミッションを含めた正式なパワートレインについては、発表を待つ必要があります。

項目LA1(現時点の情報)
メーカー光岡自動車
車名LA1
ボディタイプ2シーター・オープンスポーツ
ベース車マツダ MX-5/ロードスターとみられる
駆動方式FRとみられる
デザイン初代シボレー・コルベット(C1)を彷彿とさせるレトロスタイル
エンジン未発表
トランスミッション未発表
正式発表2026年11月26日予定
受注開始2026年11月27日予定

実は以前にも「コルベット風ロードスター」を作っていた

光岡とロードスター、そしてコルベットという組み合わせは、今回が初めてではありません。

2018年に登場した「Rock Star(ロックスター)」も、ND型ロードスターをベースとしたモデルでした。

ただしロックスターがモチーフとしていたのは、1960年代の第2世代コルベット(C2)を思わせるデザインです。

つまり今回のLA1がC1を意識したモデルだとすれば、

「C2風のロックスター」から「C1風のLA1」へ

と、さらに時代をさかのぼったことになります。

光岡は過去にも、現代の量産車をベースとしながらクラシックカーを思わせる独自のボディを組み合わせたモデルを数多く生み出してきました。

LA1もその哲学を色濃く反映した一台になりそうです。

LA1という名前にも意味がありそう

今回公開されたティザーサイトでは「LA1」という名称が使用されています。

光岡は新型車について「ワクワクの原点」というテーマを掲げています。

その背景として紹介されているのが、創業者・光岡進氏がロサンゼルスで出会ったキットカーです。

ヴィンテージカーのような外観を持ちながら、その下には現代的なシャシーとメカニズムが存在する。

光岡は、このクルマとの出会いを「自分たちも、こんなクルマをつくりたい」という原点のひとつとして紹介しています。

今回のLA1は、単なるレトロデザインの新型車ではなく、光岡自動車というメーカーのルーツそのものを表現したモデルなのかもしれません。

ロードスターの魅力を残したまま「クラシックカー」に乗れる?

LA1の最大の魅力になりそうなのが、クラシックカーの雰囲気と現代車の扱いやすさを組み合わせられることです。

本物の1950〜60年代のスポーツカーを所有するとなれば、メンテナンスや部品供給、快適性、安全性など、現代車とは異なる付き合い方が必要になります。

一方、LA1がND型ロードスターをベースとしているのであれば、現代的な基本設計を持ちながらクラシックカーのようなスタイルを楽しめることになります。

もちろんボディ変更による重量増加などが走行性能にどの程度影響するのかは気になるところです。

それでもロードスターが持つ「軽量・コンパクト・FR・オープン」という基本構成は、このようなレトロスポーツカーを作るうえで非常に相性の良い素材といえるでしょう。

正式発表は11月26日

Motor1によれば、LA1の正式発表は2026年11月26日、受注開始は翌11月27日が予定されています。

現時点では価格、生産台数、パワートレインなど重要な情報の多くが明らかになっていません。

特に気になるのは価格でしょう。

ベースとなるロードスターから大幅にボディデザインを変更する光岡のモデルだけに、通常のロードスターとは大きく異なる価格帯になる可能性があります。

また、限定生産になるのか、それとも一定期間販売される通常モデルになるのかにも注目です。

まとめ

光岡自動車の新型「LA1」は、現代のマツダ ロードスターに1950年代のアメリカンスポーツカーを思わせるスタイルを融合した、非常に個性的なモデルになりそうです。

特に初代コルベットC1を彷彿とさせる4灯式ヘッドライトや大胆なフェンダーラインは、現代のスポーツカーとはまったく違う存在感を放っています。

そして今回のモデルで興味深いのは、単なる「コルベット風ロードスター」にとどまらず、光岡自動車のクルマ作りの原点まで表現しようとしている点です。

ロードスターの軽快な走りと現代的な信頼性を残しながら、1950年代のスポーツカーのようなデザインを楽しめるとすれば、かなり魅力的な一台になるのではないでしょうか。

2026年11月26日の正式発表では、価格やスペック、生産台数などにも注目です。

参考・出典:Motor1 / 光岡自動車

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

メルセデス・ベンツ正規ディーラーを中心に、自動車業界で10年以上の経験を持つ筆者。販売現場で培った経験をもとに、高級車・新型車を中心とした自動車情報を独自の視点で発信しています。

目次